アメリカで会社を設立する場合日本と違い手続きが簡単です。

日本で会社を設立する場合、株式会社の場合は公証役場で定款の認証が必要だし、合同会社でも登記申請を提出して印鑑を届け出ないといけないし、
オンライン申請でもブラウザではなく別途ソフトが必要のようです(オンラインで申請したことはありませんが。)。

アメリカの場合はブラウザですべての手続きが完結するのでホント便利です。

アメリカで会社を設立する場合の情報は多々載ってますが、料金や手続きの詳細を記載してるのはあまりなかったので、簡単にまとめてみました。


料金を確認する”



設立手続きの流れ


会社名の検索


日本もそうですが、ニューヨークでも会社を設立する場合は登録されている会社名を使用することは出来ません。
そのため、自分が使用する予定の会社名が存在するのかどうかを下記URLから検索します。
https://www.dos.ny.gov/corps/bus_entity_search.html


定款を登録する


下記ページから必要事項を記入して送信します。
https://appext20.dos.ny.gov/ecorp_public/f?p=2020:1:0::NO:RP::


EINの取得


オンラインで申請します。
Apply for an Employer Identification Number (EIN) Online
SSNがない場合は申請できません。
ITINを取得するか紙で申請しましょう。


Department of Laborに登録


自分に給与を支払う場合も従業員を雇う場合もNYのDepertment of Laberに登録しなければなりません。
下記サイトから登録したら登録住所宛にNumberが10日ほどで届きます。

https://applications.labor.ny.gov/eRegWeb/registerEmployer/uiEPMWelcomeMain.faces


Department of laborにアカウントを作る


そしてDepartment of laborからEmployer Registration Numberが届いたら、Depertment of lavorにアカウントを作ります。

https://labor.ny.gov/ui/Authentication/create-account.shtm


NYSにアカウントを作る


飲食店を営業する場合はsales taxを申告する必要があるので、NYSのアカウントも作成します。

https://www.tax.ny.gov/online/createaccount.htm


sales taxの登録を行う


https://www.businessexpress.ny.gov/app/answers/cms/a_id/2058


設立手続自体は簡単ですが、その後にやることが色々あって大変です。
それは日本も同じで各種届出を税務署に出したり、社会保険や雇用保険の手続をしたりする必要があるので似たようなものですが、アメリカは全部オンラインで完結するので手続き上はアメリカの方が簡単で楽ですね。


設立手続きを依頼する”



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